純正トナーとリサイクルトナーの印刷可能枚数について

純正品とリサイクル品で印刷可能枚数は違う?

純正品とリサイクル品で印刷可能枚数は違う?

基本的に違いはありません。

当店のリサイクルトナーはメーカー純正品と同等の枚数が印刷できるようにトナーを充填しています。純正品使用時と比べ、印刷可能枚数が極端に少ない場合は何らかのトラブルの可能性がございます。その場合はすぐに当店までご連絡ください。責任をもってしっかりとサポートいたします。当店のリサイクルトナーは、メーカー純正品と同等の印刷枚数を実現するために、適切な量のトナーを充填しています。しかし、純正品と比較して印刷可能枚数が極端に少ない場合は、何らかのトラブルが発生している可能性がございます。そのような場合は、速やかに当店までご連絡ください。お客様に満足いただけるよう、責任を持って丁寧にサポートいたします。

JIS規格に基づいた印刷可能枚数

JIS規格に基づいた印刷可能枚数

トナーカートリッジの仕様上の印刷可能枚数は、JIS規格(日本工業規格)に沿った印字試験の結果に基づきます。 モノクロトナーの場合は【JIS X 6931(ISO/IEC 19752】という規格が、カラートナーの場合は【JIS X 6932(ISO/IEC 19798)】という規格が使われています。 トナーの印刷可能枚数を定めたJIS規格は、海外で定められたISO/IEC規格(国際標準化規格)に準拠し、内容がほぼ共通のため、 プリンタメーカーサイト等での印刷可能枚数の表示にはJIS番号の後にISO/IEC番号が記載されることが多いです。

印刷可能枚数のJIS規格

JIS X 6931(ISO/IEC 19752)

2005年に制定されたJIS規格です。 正式な規格名称は「モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印字可能枚数測定方法」です。 この測定方法に基づいた印字試験により、モノクロトナーの仕様上の印刷可能枚数が決まります。 【JIS X 6931】は、2004年に制定された【ISO/IEC 19752】という国際規格に準拠し、内容はほぼ共通です。なお【ISO/IEC 19752】の正式名称は 「Information technology―Method for the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that may contain printer components」 となります。

JIS X 6932(ISO/IEC 19798)

2008年に制定されたJIS規格です。 正式な規格名称は「カラー電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法」です。 この測定方法に基づいた印字試験により、カラートナーの仕様上の印刷可能枚数が決まります。 【JIS X 6932】は、2006年に制定された【ISO/IEC 19798】という国際規格に準拠し、内容はほぼ共通です。なお【ISO/IEC 19798】の正式名称は 「Method for the determination of toner cartridge yield for colour printers and multi-function devices that contain printer components」 となります。

両規格の詳細はJISC(日本工業標準調査会)のWEBサイトで確認できます。

http://www.jisc.go.jp/index.html

両規格が制定される前からもトナーの仕様として「約5,000枚印刷可能 A4サイズ印字密度5%片面連続印刷時」のような表記が行われていたものの、 どのような環境下でどのような原稿を用いてテストを行うかは統一されておらず、ばらつきが生じていました。 しかし規格制定後は「約5,000枚印刷可能 JIS X 6931(ISO/IEC 19752)に基づき、A4普通紙に片面連続印刷時」のような表記が主流となり、 印字テスト方法が統一されたことでメーカー間や機種間の印刷可能枚数の差を比較しやすくなりました。

厳格な印刷試験

【JIS X 6931】及び【JIS X 6932】はとても厳密な規格です。 印字試験は、その準備から実施に至るまで細かい規定が存在します。試験では必ず指定の原稿を用いなければなりません。 原稿はモノクロとカラーとで内容が異なり、ISO/IECが提供する下記のような原稿を使用します。

印刷試験は、プリンタの定格速度で連続印字モードの片面印字を行います。用紙の補充などの休止が入るため、完全な連続印字ではなく半連続印字となりますが、試験実施に必要な最低限の休止を除き、可能な限り連続印字に努めなければなりません また、プリンタやカートリッジの個体差による影響を抑えるため、試験には十分なサンプルが必要です。最低でも9本以上のトナー(カラー印刷で4色を用いる場合は各色9本ずつ、合計36本以上)を3台以上のプリンタで印刷しなければなりません。 このサンプル数は試験に必要な最小限の数量であり、可能であればより多くのトナーとプリンタで試験を行うことが望ましいとされています。 印刷枚数は温度や湿度にも影響を受けるため、試験環境についても規定が存在します。試験中は15分ごとに温度と湿度を記録し、規定の範囲内であることを確認する必要があります。 また、トナーカートリッジを振ることができるタイミングや回数についても定められています。トナーカートリッジは残量が少なくなると、取り外して軽く振ることで残りのトナーがスムーズに出る場合があります。 試験では、印字に掠れが生じた際に、トナーカートリッジを振る作業が2回まで許可されています。 その他にも、プリンタの設置手順や使用する用紙、プリンタドライバやフォントの設定など、様々な規定が存在します。 プリンタメーカーが公表している印字枚数は、上記のような厳密な手順に従った試験を経て算出されているため、同様の条件であれば概ね公表値通りの印刷が可能であると考えられます。

実際に使用する際の印刷可能枚数

実際に使用する際の印刷可能枚数

印刷可能枚数が10,000枚と書いてあったのに、すぐにトナーが無くなってしまった

純正トナーやリサイクルトナーを問わず、お客様からよくお問い合わせいただく質問です。 メーカー公表値の枚数よりも遥かに少ない枚数でトナー切れになってしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。 メーカー公表値はあくまでもJIS規格に基づいた印刷可能枚数であり、実際にオフィスなどの日常業務でトナーを使用した場合、使用環境にもよりますが、メーカー公表値の半分程度の枚数が印刷できれば十分だと考えられます。

前述の通り、印刷枚数に関わるJIS規格は非常に厳密であり、同条件下ではメーカー公表値に近い枚数を印刷できるのはほぼ間違いありません。 しかし、実際に業務でプリンタを使用した際に印刷できる枚数は、かなり少なくなってしまいがちです。 印刷可能枚数を左右する要素は様々ありますが、以下の3つは特に影響が大きく、実際に印刷可能な枚数を少なくし、トナーが早くなくなってしまう原因として挙げられます。

連続印刷か間欠印刷か

JIS規格では連続印刷をしているのに対し、業務上でのプリンタ使用現場では数枚ずつの断続的な印刷が頻繁に行われることが多いです。 レーザープリンターはその仕組み上、印刷を止めることなく連続して印刷を行った際に最もトナーを効率よく使うことができます。 ところが原稿を数枚ずつ断続的に印刷するような使い方は、印刷が途切れるたびに一定量のトナーがプリンタ内部で廃棄されます。 このような断続的な印刷は間欠印刷と呼ばれますが、この間欠印刷で廃棄されるトナーの量は非常に多く、実際に印刷できる枚数を著しく減らします。

用紙サイズの違い

JIS規格ではA4サイズの原稿を用いて印字枚数を測定しますが、これはA3サイズの印刷が可能なプリンタでも同様です。 同じ原稿を印刷する場合、A4サイズに合わせて印刷するよりもA3サイズに合わせて印刷する方が、より多くのトナーを消費します。 A4サイズとA3サイズでは面積で約2倍の差があるため、A3用紙対応機種でA3サイズの印刷を主に行うと、予想以上にトナーが早く減ってしまいます。

印字密度の違い

JIS規格の原稿印字密度は約5%ですが、この密度を超える原稿を印刷すると、より多くのトナーが消費されます。 文書が主体の場合は、大抵10%以内の印刷密度に収まりますが、原稿に写真が含まれる場合は密度が非常に高くなり、印刷密度が30%や40%を超えることもあります。 このような高密度の原稿はJIS規格の原稿と比べて数倍のトナーを消費するため、トナーが非常に早く無くなる原因となります。

上記の要素は、それぞれが単独でも印刷可能枚数に大きな影響を与えますが、特にA3用紙対応のカラープリンタを使用する場合、「A3サイズで写真が主体の原稿を間欠的に印刷する」というように、複数の要素が重なることがあります。 このような状況では、トナーの消費量が著しく増加し、トナーが非常に早く無くなってしまうという印象を持つユーザーが多いようです。 つまり、連続印刷、用紙サイズ、印字密度という3つの要素が組み合わさることで、実際の印刷可能枚数がメーカー公表値よりも大幅に少なくなる可能性があるのです。

リサイクルトナーの印刷可能枚数

リサイクルトナーの印刷可能枚数

リサイクルトナーは、適切な印字試験を経て開発・製造されていれば、純正トナーと同等の印刷可能枚数を実現できるように作られています。 純正トナーは、基本的にプリンタ開発元のメーカーが仕様通りに製造を行いますが、リサイクルトナーは様々なメーカーが開発と製造を手がけます。 そのため、質の高いリサイクルトナーであれば純正と同等の印刷が可能です。しかし粗悪なリサイクルトナーは純正トナーの印刷枚数に全く満たない場合もあります。 また、リサイクルトナーも純正トナーと同様に、間欠印刷ではトナーの消費効率が著しく悪化します。純正トナーで印刷枚数が減るような要素は、そのままリサイクルトナーにも当てはまるのです。

リサイクルトナーの印刷可能枚数の試験

リサイクルトナーの印刷可能枚数の試験

リサイクルトナーは開発時に適切な印刷試験が行われているかどうかが品質を大きく左右します。 下記は当店販売リサイクルトナーの開発時における印刷試験の手順の一例です。

エコインクイン商品の印刷試験

エコインクイン商品の印刷試験
  • 新品のプリンタと純正トナーを準備する
  • 印刷試験前に純正トナーを分解し、各パーツの重量やトナー充填量を測定
  • JIS規格のテストパターンで連続印刷を行う
  • 印刷枚数1,000枚毎に純正トナーの総重量とトナー消費量を測定
  • トナー交換メッセージが表示されるまで印刷を繰り返す
  • 印刷試験が終了した使用済み純正トナーを分解、清掃し、リサイクルトナーを組み立てる
  • 純正トナーと同様に交換メッセージが表示されるまで組み立てたリサイクルトナーで印刷と測定を繰り返す
  • 純正トナーとリサイクルトナーの試験結果を照合し、基準を満たしていることを確認する

印刷試験では通常はJIS規格のテストパターンを用いて印刷を行いますが、 現実的な使用状況に即した試験結果を得るために独自のテストパターンで追加の試験を行う場合があります。

印刷試験では、通常、JIS規格のテストパターンを用いて印刷を行います。しかし、より現実的な使用状況に即した試験結果を得るために、独自のテストパターンで追加の試験を行うこともあります。 印刷試験で使用するリサイクルトナーのサンプル数は、カートリッジの種類によって異なります。 一般的に、構造が単純なボトル型のトナーではサンプル数が少なく、構造が複雑な感光体一体型のトナーではサンプル数が多くなる傾向がありますが、使用するサンプル数はプリンタとトナーの性質を考慮した上で、総合的に判断されます。 当店の工場では、製造する全てのリサイクルトナーにおいて、純正トナーと同等の印刷枚数を実現できるよう、適切な試験を行い、精度の向上に常に努めています。

リサイクルトナー・ドラムを探す

トナー・ドラムを探す

  • 新品
    メーカー純正/海外/NB
    (新品)
    プリンタ製造メーカーまたは他企業が生産する新品の商品です。
  • 再生品
    国産リサイクル
    (再生品)
    純正カートリッジを国内工場で洗浄・部品交換・再生した商品です。
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